経済評論家の森永卓郎さんが、ライザップで20キロのダイエットに成功したそうです。
このニュースを聞いた私の感想は、「大丈夫なの?」でした。
私は急激なダイエットはかなり危険だと考えているので、杞憂に終わればいいのですが今後の森永さんが心配です。
今回森永さんはどのようなダイエットをしたのでしょうか。
4か月で20キロのダイエット
ダイエットのきっかけ
ダイエットをするきっかけは、昨年10月にTBSで放送された「オールスター感謝祭」での出来事だそうです。
「ライザップに挑戦してほしい人」の視聴者投票が行われ、森永さんが1位になったということのようですね。
番組を見ていなかったのでよくわからないのですが、「オールスター感謝祭」と「ライザップ」がタイアップした企画だったんでしょうね。
ダイエットの成果
今回森永さんは4か月のプログラムを実践したようです。
体重:89・4キロ⇒69・5キロ ウエスト:114センチ⇒91センチ 体脂肪:40%以上⇒5・9% |
4か月で約20キロの減量に成功していますが、ライザップということはほとんど炭水化物と糖分を摂取していないんですよね。
いわゆる低炭水化物ダイエット(糖質制限ダイエット)を4か月間していたと思いますが、ちょっと短期間で体重を落としすぎのような気がします。
それより体脂肪5.9%って本当かな?ハリルにいつも怒られているガンバ大阪の宇佐美選手に教えてあげてください。
糖尿病と糖質制限ダイエット
話を戻すと、森永さんはもともと糖尿病だったようですね。
糖尿病の場合は、糖質制限することは悪いことではないようです。いやむしろしなければいけないといったほうがいいのでしょうか。
糖質制限ダイエットは、第一人者の京都・高尾病院の江部康二先生などのきちんとした指導者の下で行うなら問題ないと思うのですが、ライザップは医師ではないですからね。大丈夫なのでしょうか。
もちろん森永さんはライザップのVIPなので、最高のおもてなしを受けているので大丈夫だと思うのですが、3月4日から放送される森永さんのCMを見て自己流で糖質制限ダイエットをしようと考える方が増えないことを願いたいです。
ダイエットとリバウンド
ダイエットに成功し減量をすることはそれほど難しいものではありませんが、その体重を維持するということはものすごく難しいことですよね。
特に極端な糖質制限ダイエットをした場合、その後にお米やパンなどをダイエット前のように食べてしまうとすぐにリバウンドしてしまうでしょう。
太るということはもともとカロリーオーバーの生活を送っていたわけなので、基本的によく食べる人が多いんですよね。
ですのでリバウンドする可能性も高いので気を付けたいところです。
リバウンドの危険性
ダイエット⇒リバウンドの危険性については、2015年11月3日に放送の「中居正広のミになる図書館」でも説明されていました。
肥満治療専門医の島野氏がダイエットの知らなきゃ良かったとして「10キロレベルのリバウンドを繰り返しているとどんどん血液がボロボロになる。命にかかわる重大な病気につながる」と解説した。
引用元: 実は怖いダイエット
血管がボロボロになるというのは怖いですよね。
血管が破れてしまうとくも膜下出血や脳卒中などの生命に危険を及ぼす状況となりますし、血管が詰まってしまうと心筋梗塞や脳梗塞などのこちらも生命に危険を及ぼす状況となってしまいます。
森永さんの場合は糖尿病ということなので、医師の管理下の糖質制限ダイエットは正しい方法かもしれませんが、通常のダイエットはやっぱり緩やかに健康的に続けたほうがいいと思いますね。
摂取カロリー<消費カロリー
結局のところ総摂取カロリーを抑えて、その摂取カロリーを上回るカロリー消費すれば、理論的に人間は必ず痩せるはずです。
そう考えると一般人程度の摂取カロリーになるよう食事を気を付けて、消費カロリーが増えるように運動を生活の一部として取り入れることが大事になってくると思います。
まあ当たり前のことですけど・・・。
ダイエットを習慣化する
私はダイエットを成功するためには、習慣化するということが大事だと考えています。
たとえば夕食の後は何も食べないとか、朝晩に駅まで歩くとか単純なことでもいいと思います。
人間は習慣化しないことはなかなか続けられないです。逆に習慣化してしまえば結構なんでも続くものです。
まずは小さなことから習慣化して、少しずつダイエットに有効な習慣を増やしていくといつの間にか健康に痩せれるような気がします。
私は夕食後すぐ歯を磨いて、その後は水かお茶以外口にしないという習慣がついているので、ダイエットが必要ない体重を維持しています。
またお菓子はほとんど食べないという習慣もついています。
痩せているとよく言われますが、結構食事は食べるんですが太りません。
まあ体質と言ってしまえばそれまでですが、習慣化ダイエットを皆様も試してみてはいかがでしょうか。