totoBIGで不正操作があったのではないかと話題になっています。
totoBIG第909回 写真左 5口買い 写真右 10口買い 1〜5番目までくじが完全一致
引用元: 540
目次
totoBIGで不正操作?そのあらまし
540さんがツイッターで報告しているのですが、totoBIGを購入したら同じ買い目(出目)が現れたそうです。
具体的には、
1.5口totoBIGを買いました。 2.10口totoBIGを買いました。 3.最初に買った5口の買い目と、2回目に買った10口の1〜5番目までの買い目(出目)が全く同じでした。 |
ということです。
もしこれが偶然ならば、こんなことが起こる確率はどれくらいになるのでしょうか。
偶然に起こる確率は?
totoBIGでは14試合を予想して、勝ち・負け・引き分けがあるので、1口の場合は「1/3^14(3の14乗)=478万2969分の1」の確率で当選します。
1つの買い目が出る確率は、478万2969分の1ということですね。
では2口買って同じ買い目が出る確率は、478万2969×478万2969=22876792454961ですね。
まあ3の28乗ということです。
それでは5口で同じ買い目が出る確率は、3の70乗なので、答えは2503155504993241601315571986085849となります。
3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3×3=2503155504993241601315571986085849ですね。
一
十
百
千
万
億
兆(ちょう)
京(けい)
垓(がい)
秭(じょ)
穰(じょう)
溝(こう)
澗(かん)
正(せい)
載(さい)
極(ごく)
恒河沙(ごうがしゃ)
阿僧祇(あそうぎ)
不可思議(ふかしぎ)
無量大数(むりょうたいすう)
と聞いたこともないような単位がありますね。
そういえばこんなコントがありました。
今回の単位は「溝(こう)」になるので、
25溝0316穣分の1の確率で、今回の出来事が起こってしまったようです。
うーん、すごい確率ですね。
偶然の一致としては神がかり的です。
というか、「偶然の訳がない」と言えるでしょう。
それではなぜこんなことが起こってしまったのでしょうか。原因を探ってみましょう。
totoBIG不正操作疑惑の原因は?
今回の疑惑はいくつかの原因が考えられますよね。
- 偶然
- コラージュ画像
- 不正操作
- システム不具合
偶然
ありえません。以上。
コラージュ画像の可能性は低い?
まず一番考えられるのは、540さんによるコラージュ画像の可能性ですよね。
しかし540さんのツイッターを見てみると、動画までアップしているのでコラージュ画像という可能性は低い気がします。
もし本当にコラージュ画像なら、威力業務妨害で訴えられても仕方がないので、さすがにコラージュではないのかと思われます。
不正操作
不正操作の可能性はゼロではありませんよね。
不正によって出目操作がなされているということもありえます。
そもそもtotoBIGがどのようなプログラムによって買い目が出されているのかは、ブラックボックスなので私たちには知る由もありません。
都市伝説的な話として、
「totoBIGの当たりはそもそも仕組まれている。一般人にはまず当たらない買い目が出され、影の有力者だけに当たりやすい買い目が与えられているのだ!」
といったものがあります。
まあ実際の話として、こんな大掛かりなことをするとプログラマーから何からかなりの人数が関わることになるので、非現実的ですよね。
それに不正操作をするなら、totoBIGよりも年末ジャンボなど一般の宝くじのほうがしやすいと思います。
宝くじは不正できる?
宝くじは、くるくる回った数字が書かれた回転盤に矢を射るという抽選方法ですが、これははっきり言って現代の技術だと狙い撃ちすることができると思います。
戦時中のゼロ戦が、「くるくる回転するプロペラの間からタイミングを計りマシンガンを炸裂させた」という話からも分かるように、回転数と距離、矢のスピードをプログラミングすれば、むしろ簡単に狙い撃ちできるのではないでしょうか。
まあかといって不正をしているかと言われれば、ばれた時のリスクが大きすぎますよね。
宝くじは年間1兆円ほど売り上げがあるようですが、「金返せ!」という声の嵐になって、収拾がつかなくなると思います。
まあ技術的にはできるだろうけど、ないだろうな。というのが私の感想です。
システムの不具合
となると、残る原因としてはシステムの不具合ということになりますよね。
やはりこれが一番可能性が高いでしょうね。
totoBIGは乱数プログラムが組まれていると思うのですが、何らかの不具合、プログラミングミスが起こったということでしょう。
私自身、乱数プログラムについてあまり詳しくないのですが、調べてみると完全な乱数プログラムというのは非常に作るのが難しいようです。
疑似乱数と呼ばれる、「本当はランダムではないんだけど、ランダムに見えるような乱数風数値」になってしまうようです。
まあ今回の件が不具合だと考えると、もっと単純な何かのミスで起こってしまったのかもしれません。
totoBIGのプログラムをどの企業が担当していたのかは知りませんが、今頃ビビりまくっている可能性がありますよね。
もしシステムの不具合ということが判明すれば、いままでtotoBIGを購入していた人からの、返還請求が相次ぐ可能性もあります。
自分もtotoBIGを購入していたことがあるので、正直なところお金を返してほしいです。
というよりも、「お願いします。返して!」
日本スポーツ振興センターは現在調査中とのこと
「BIG」を運営する日本スポーツ振興センターは今回の件をどう考えているのでしょうか。
toto公式サイトを見ても今のところ何の発表もないですね。
「BIG」を運営する日本スポーツ振興センターに問い合わせたところ、不正操作が疑われていることについて「不正ではないが、念のため事実関係を精査している」とコメント。また、「非常に確率は低いものの、販売している全体の数の中でたまたま結果が重複する可能性は否定しきれない」としながらも、「システム不具合の可能性も含め、今後も調査を進める」と語っています。
引用元: ねとらぼ
ねとらぼの問い合わせに対し、「システム不具合の可能性も含め、今後も調査を進める」と答えているようです。
まあ「不具合がありました」とはなかなか言えないですよね。
不具合を認めてしまうと、まじで返還請求訴訟が起こってもおかしくありません。
たぶん「偶然だった」ということで片付けられてしまいそうですが、今回の件を知った人はもうtotoBIGを購入する気がなくなってしまいますよね。
少なくとも私自身は、今後購入する気はなくなりました。
今回の件がワイドショーなどで取り上げられるようになると面白くなるのですが、どうなるでしょうか。