美容の裏事情について、多くの女性は興味があるのではないでしょうか。
最近は男性も美容に関心を持つことが多く、男性用化粧品もよく売れているそうです。
そう考えると、女性だけでなく男性も美容に興味を持つ時代なのかもしれないですね。
昨日の「雨上がりのAさんの話」では、美容に関する裏情報が放送されていました。
さてどんな裏情報だったのでしょうか。
美容整形が人気
美容整形をする方が珍しくなくなってきました。
特にプチ整形と呼ばれる日帰りで出来る簡単な美容整形は、多くの女性が利用しているようです。
日本で行われている美容整形(ヒアルロン酸注入・脱毛・レーザーなど)は、年間約126万件(2014年統計)となっています。
これは、アメリカ・ブラジルについで世界第3位の件数となっています。
アメリカでは脂肪吸引が多く、ブラジルではヒップアップが多くなっているのですが、日本の美容整形では、瞼の手術(二重まぶた)など見た目のものが多いというように、そのお国柄があるようです。
ただ美容整形をしようと考えた場合、学校や職場、友達などに美容整形をしたことがばれないのかが心配になりますよね。
実際ばれないように整形はできるのでしょうか。
ばれにくくなっている美容整形の今
現在の美容整形について、高須クリニック大阪院院長の高須敬子医師が裏事情を話してくれていました。
高須医師は、現在1か月で数百人の美容整形手術をしているのですが、多くの有名人の美容整形もしてきたようです。
例えばサッチーこと野村沙知代さんの、糸を使ったたるみの改善をする治療をしたこともあるようです。
高須医師によると、整形はかなりバレにくくなっているようです。
なぜばれにくくなっているのかというと、お薬や機械が非常に発達してきているからだそうです。
例えば顔のたるみ改善の治療なら、昔は顔を切って皮膚を引っ張るという治療を行っていたのですが、最近は「ウルセラシステム」という高密度の超音波によって筋肉に直接働きかけることのできる機械を顔に当てるだけで、たるみ改善ができてしまうのです。
また美容整形の定番である豊胸手術でも、昔はわきのあたりを切開しシリコンパックを入れるという方法しかなかったのですが、現在は注射器でヒアルロン酸を注入するだけで豊胸をすることができてしまうのです。
このように整形は今、切らない時代に入ってきているのですね。
昔に比べたかなり機械が発達してきていることから、美容整形をしてもばれにくくなってきているということなのですね。
若く見られるためには肌を保つ
高須医師によると、若く見られるためにはやはり肌が大事になってくるようです。
逆に考えると整形をしなくても肌を若く維持できれば、若く見られるということになりますよね。
多くの女性はそのことに気付いており、たくさんのスキンケア商品が世の中には販売されています。
スキンケア商品の裏事情
番組ではスキンケア商品の裏事情について、京都四条あいこ皮膚科クリニックの芝亜伊子院長に話を聞いていたのですが、芝先生によると市販されている「美白化粧品」「高機能化粧品」と呼ばれる商品は、効果があるかどうかはわからないそうです。
なぜかというと、実際に肌に効果がある商品は、薬事法では医薬品に分類されているので、医薬品でないのに効果があるとしたら基本的に法律違反になってしまうからだそうです。(一部医薬部外品でも効果があるものもあります)
ですのでスキンケア商品で、肌のシミを消すなどは難しいのですね。
スキンケア商品の原価
スキンケア商品の原価はどれくらいなのでしょうか。
すがわら皮膚科クリニックの菅原由香子医師によると、一般的な化粧品の原価率は5%となっているようです。(すべての化粧品ではありません。)
例えば10000円のスキンケア商品だと、その原価は500円ということになります。
また3000円の口紅で原価が6円というものもあるそうです。
これを言うときりがないのですが、そもそも化粧品とはそのようなものだということを理解しておかなければならないのでしょう。
もう少し安く売ってもらいたいと思うのですが、あまり安くするとその安さ故にあまり売れないというジレンマが生まれます。
高いものはいいものだという固定観念があるので、ある程度高価な化粧品・スキンケア商品のほうがよく売れるのですね。
この辺りは人間心理の難しいところです。
化粧品の値段は「トキメキ代」といってもいいのかもしれないですね。
ただ、できればお金をかけずにスキンケアをしたいというのも女性の本音ではないでしょうか。
お金をかけずに簡単にできるスキンケア方法というものはどのようなものなのでしょう。
お金をかけずにできるスキンケア方法
心斎橋にある藤井クリニックの藤井医師によると、スキンケアに大事な外的な要因として最も大事なことは、「洗顔」「保湿」「UVケア」となっているようです。
洗顔・保湿・UVケアの落とし穴
枕カバーを洗わなかったり、布団のシーツを洗わないと洗顔をしても汚れがついてしまうことがあるので注意が必要です。枕カバーやシーツも清潔にしておくことが必要となるのですね。
お風呂から出て大体15分以内で、皮膚の表面の75%の水分は失われてしまうので、皮脂や余分な脂分が取れてしまうので注意が必要です。お風呂から出て15分以内に保湿をすることが大事なのですね。
よく日傘をしていますが、日傘で直接の紫外線を防ぐことはできますが、照り返しまでは防げないので注意が必要です。
このように、洗顔・保湿・UVケアにはそれぞれ落とし穴がありますので、注意が必要となるのですね。
もちろんこれらの注意をすることは大事なのですが、正直面倒ですよね。
もっとお金をかけずに簡単にできるスキンケア方法はないのでしょうか。
規則正しい生活
「肌断食」という本によると、かつてアメリカの大手化粧品会社が女性の肌の美しさを調査したところ、修道院のシスターの肌がとても美しいことが分かったようです。
修道院のシスターは、規則正しい生活をし、肌の露出が少ない修道服を着て、早寝早起きをし、バランスのいい食事をとり、精神的にも安定していることから肌を美しく保つことができるのですね。
あまり化粧品を使わないシスターが美肌ランキング1位になったため、調査をした化粧品会社は結果を公表しなかったそうです。
それほど規則正しい生活というのは大事になってくるのですね。
ただ現代社会ではそんな規則正しい生活をすることは難しいです。
もっと簡単なスキンケア方法はないのでしょうか。
外出するときはマスクを
そこで藤井医師は、外出するときはマスクをすることを推奨していました。
マスクは保湿とUVケアを同時にできる簡単にできる方法なのですね。
実際に紫外線を防ぐことができ、保湿効果もあるので、美肌効果を期待する女性にマスクは人気となってきているようです。
マスクを選ぶ際の注意点は、UVカットの繊維を使ったマスクを選ぶことが大事になってきます。また乾燥させないように保湿成分が入っているマスクもおすすめです。
保湿クリームを塗ってマスクをして外出し、UVケア・保湿をきちんとするということですね。
夏場などはマスクをするのはちょっと暑くて大変なので、帽子をかぶったり、オシャレにストールをかぶったりして露出を減らすことが大事になってきます。
先に挙げたシスターのような格好をするといいのですね。
まあそこまでするのは大変なので、現実的にはマスクをできるだけするというのがいいのではないでしょうか。
マスク美容をする際の注意点としては、1日にマスクを2回から3回程度取り替えて、マスクの清潔な状態を保つようにしましょう。また、天然繊維のマスクを使うと肌にも優しいので、お肌の弱い方は天然繊維のマスクがいいと思います。
お金をかけずに簡単にスキンケアをする方法として、皆さんもマスクを利用してみてはいかがでしょうか。
お金がかからないので、まずは試してみてくださいね。