海外旅行に行く際には、飛行機に乗りますよね。

今年は4月から、燃油サーチャージが原油安の影響で無料となっています。

燃油サーチャージが無料となるのは6年半ぶりのことなので、今は海外旅行に行くのもねらい目なのかもしれませんね。

ただそうはいってもやはり航空券というのは高いイメージがあります。

しかし最近は、LCC(格安航空会社)の登場や、早割などを利用することで正規の運賃よりもかなり割安な価格で飛行機に乗ることができるのですね。

5月31日に放送された「雨上がりのAさんの話」では、飛行機についてのお得な情報・裏情報が放送されていました。

飛行機をお得に利用するにはどのような方法があるのでしょうか。

安全で快適に飛行機に乗る方法

飛行機は安くお得に利用したいですが、やはり安全性・快適性を欠かすことはできません。

安く利用できても飛行機が事故を起こしてしまうと一巻の終わりなので、安さと安全性が両立していないと意味がありませんからね。

世界一多くの航空会社の飛行機に乗ったギネス記録を持つチャーリー古庄さんによると、「安全で快適な飛行機に乗りたければ、この夏双眼鏡を買え!」ということのようです。

意味が分かりません。これはどのようなことなのでしょうか。

最近はパイロットの英語力不足により、パイロットと管制官の意思疎通不足によるトラブルが相次いでいるのが、残念ながら現状となっています。

ICAO(イカオ)という国際機関が英語の試験を始めることになっているのですが、国際線を飛ぶことのできる英語レベル4の試験が、お金で買えてしまうという噂もあるように、いまいちパイロットの英語力は信頼がおけないのです。

実際にチャーリーさんが航空無線を傍受してみると(合法です)、きちんとパイロットと管制官がコミュニケーションをとれていないケースも多々あるようです。

そこで英語力が未熟なパイロットを見抜く方法として、双眼鏡が役に立ってきます。

双眼鏡で何を見るのかというと、飛行機の汚れを見ることで危険な飛行機かどうかを見抜くことができるのです。

飛行機は、人間の手で洗う必要があり、きちんと洗浄するためには人手とお金がものすごく必要となります。

きちんと洗浄できていない汚れの目立つ飛行機は、結果として整備にもお金をかけることができず、人件費も削減するために英語力が低いパイロットを採用することが多いのです。

いわゆるパイロットの育成も機体の整備もずさんで、安全意識が低いのですね。

そのずさんさが機体の汚れに現れてくるので、双眼鏡で飛行機の機体をチェックして汚れを確認すると、その汚れ具合により安全性が高いか低いかがわかるということになります。

皆さんも機体が汚れた飛行機を運行している航空会社の利用は避けるようにしてくださいね。

次に安くお得に飛行機に乗る方法をみていきましょう。

安くお得に飛行機に乗る方法

旅行代理店ウェブトラベルの代表取締役・角田直樹さんによると、基本的に格安チケットの入手方法としては、

1、マイルを使用したチケット購入
2、格安航空券の比較サイトを利用
3、国内線の早期割引の利用
4、国内線の株主優待券の利用
5、LCCの利用

という方法があるようです。

この中でもダントツに安くお得に飛行機に乗る方法としては、やはりLCCを利用することになります。

LCCはかなりお得

日本の航空会社とLCCの料金を比較してみましょう。

■大阪~沖縄

日本の航空会社 76800円 ・ LCC 11180円

7分の1程度の価格でLCCなら飛行機を利用できます。

■大阪~シンガポール

日本の航空会社 156760円 ・ LCC 41000円

4分の1程度の価格で、LCCなら飛行機をお得に利用できます。

このように、LCCはかなりお得な航空会社と言えるのは間違いないです。(機内食や、毛布の貸し出しが有料になるなど無料サービスは少なくなっています。)

ファーストクラス366万円が35万円に!

日本とリオデジャネイロをファーストクラスで往復すると、366万円の航空運賃となります。

実はこれを実質35万円にすることができるチケットがあります。

それは、「世界一周旅行券」を利用するという方法です。

世界一周旅行券は、出発地から世界を一周して回りまた出発地に戻ってくるまでがセットになった旅行券のことで、1年間で世界の16区間をファーストクラスで回ることができ、料金が113万円となっているものです。

16区間で113万ですから、1区間当たり約7万円となりますね。

例えば、東京⇒シカゴ⇒マイアミ⇒リオデジャネイロ⇒ロンドン⇒東京と5区間で世界一周をしたら、7万円×5区間=約35万円で東京・リオデジャネイロを往復して世界一周ができるというわけです。

まあこの使い方はもったいないので、ゆっくりと16区間を回って世界一周をすれば、航空料金は113万円でファーストクラスを利用できるお得なチケットと言えるでしょう。

LCCのビジネスクラスはお得!?

1年に1022回飛行機に乗った航空マニアのパラダイス山元さんによると、エコノミーよりも安いビジネスクラスがあるそうです。

これは、LCC航空会社のビジネスクラスを使うという方法です。

いわゆるLCCにもアッパーなグレードのビジネスクラスがあり、このLCCのビジネスクラスは、椅子もエコノミーよりも広く、ご飯も無料でついてきてお酒も飲めるようになっています。

それでいて、普通の航空会社のエコノミーよりも割安な料金となっているのですね。

例えば、6月の関空-シンガポール往復便の価格を見てみると、日本の普通の航空会社のエコノミーが77760円なのに対し、LCCのビジネスクラスは67680円とお得な価格になっています。

このようにお得で利用できると、席がすぐ埋まってしまいそうですがそういうわけでもありません。

LCCを利用する客層は、安い飛行機代が一番の目的なので、エコノミー席からよく売れるのですね。

ですので、LCCのビジネスクラスは結構売れ残っているのが現状です。穴場になっているのです。

この売れ残ったLCCのビジネスクラスを利用すると、意外と安い価格でゆったりとした飛行機の旅をすることができるということになるのですね。

「LCCは安いけどちょっと席が狭すぎて嫌だ」という方は、LCCのビジネスクラスを利用してみてはいかがでしょうか。

お得な気分で旅ができるかもしれませんね。