トランプ大統領の誕生がほぼ確定したようです。まだほぼですが、もう決まりと言っていいでしょう。
ここ数日はヒラリー・クリントン候補が優勢と伝わっていたのでなんとなく安心感が広がっていたのですが、まさかまさかのトランプ大統領の誕生となってしまいました。
うーん、イギリスのEU離脱の時も思いましたが、選挙というものはわからないものですね。(イギリスは国民投票ですが)
本日の日経平均株価は、919安の16,251円で引けました。
トランプショックとして後世に語り続けるであろう株安となってしまいましたね。
ダウ先物も現時点で700円ほど安くなっているので、明日のニューヨークダウもなかなかの暴落となってしまうでしょう。
それでは今後の日経平均株価、または世界経済はどのようになってしまうのでしょうか。考えていきましょう。
円高傾向は仕方なし
現在102円20銭前後をうろついていますが、今日一日で3円近く円高になってしまいました。
どう考えても今後は円高傾向となってしまうでしょう。
トランプが大統領に就任すると、保護主義的な政策が増えてくると思います。
しかい保護主義的な政策はアメリカの経済にとっていいものとはとても私自身は思えません。(トランプ支持者には声援を受けるかもしれませんが・・・)
正直なところ、アメリカで作られているいろいろな製品の部品は、外国のものだらけですよね。日本・中国・台湾・メキシコなどいろいろです。
「アメリカで使うものはアメリカで作るんだ」などということはもう無理な話です。
たぶん保護主義的な政策を貫いてしまうと、アメリカ経済はどんどん悪化してくるのではないかと思います。
そうなるとドルが売られ、円が買われてくるということになりますよね。
まあこのような実体経済に関係なくトランプ大統領になっただけで、円高傾向が止まらないと思いますが・・・・
どちらにせよ円高になることは間違いないでしょう。(あくまで私の予想ですが・・・)
ニュースなどでは95円が視野に入ったと言われていますが、そんなところで止まるのかな?というのが私の実感です。
下手をすると80円台が見えてくると思います。
どこまで円高になるのかはわかりませんが、円高になると輸出企業が多い日本にとってマイナスなことは間違いないですよね。
企業業績・日本の株価もマイナス面が多いと思います。
日経平均もじり貧か?
本日大幅安となった日経平均ですが、今後どうなるのでしょうか。
明日は朝方はニューヨークの大幅安を受けて安く始まるでしょうね。でもその後いったんリバるような気がします。
でもこれから積極的に買いたいかというと、うーんという感じですよね。
私だけでなく大きなリスクを感じている方は多いと思います。
もちろん日本政府も日経平均が下がるとまずいので買い支えをすると思いますが、ちょっとしんどいですよね。
日経平均が下がると、年金の含み損も出てきますし「勘弁してよ」という感じなのですが、あまり上がりそうな気はしませんよね。
すぐに日本経済に何か影響があるかと言われれば特にそういうわけではないのですが、こういうものは雰囲気が大事ですからね。雰囲気が悪いと株価もあまりよくない感じが続くと思います。
まあしばらくは様子見といった感じの株価が続くと思います。
16000円台であまり動かずといった感じかな。
世界恐慌は起こるのか?
それでは日本だけでなく、世界を巻き込んだ不景気、世界恐慌は起こるのでしょうか。
まあ、すぐに世界恐慌は起こらないと思います。
でも色々と過激な発言でトラブルは起こるでしょうね。
軍事面的にアメリカ第一主義を貫くとしたら、それを機にロシアや中国が活発に活動をしてくるかもしれません。
ここでも日本にとってはあまりよくない状況が起こる可能性はありますよね。
まあ未来の話は誰にもわからないのですが、やばい感じはします。
うーん、お先真っ暗のような気がしますが、現実社会で起こっていることなので、目を背けてばかりもいられませんよね。
具体的にどのような行動をすればいいのか考えたのですが、株はまずノーポジが安全ですよね。
特に円高の影響を受けやすい銘柄はリスクが高いような気がします。
まあ売りで一儲けということもできるかもしれませんが、売りをするなら株よりも為替のほうがいいのかもしれません。
円高傾向は強まると思うので、そちらのほうがいいような気がします
ただ為替はあんまり好きじゃないんですよね。またFXを勉強しよう。
以上、全くためにならない私の独断の今後の予想でしたが、今後の日本・世界経済はどうなっていくでしょうか。
もっといろいろと学んでいく必要がありますね。おそまつさまでした。