ロキソニンは有名な痛み止めの薬ですよね。

バンバンCMも放送されているので「ロキソニン」という名前はほとんどの方が知っているのではないでしょうか。

このロキソニンに、腸閉塞などの重要な副作用の恐れがあると厚生労働省が注意喚起をしたようです。

厚生労働省は3月22日、解熱鎮痛消炎剤の「ロキソプロフェンナトリウム水和物(経口剤)」(商品名・ロキソニン錠60mg、同細粒10%、ロキソプロフェンナトリウム内服液60mgなど)について、医薬品添付文書の「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するよう指示を出した。

ロキソニンは鎮痛解熱剤です。

多くの方はロキソニンを一時的な痛み止めだと知っていると思います。ロキソニンには病気を治す治療効果はありません。

まずこの点をきっちり認識しておく必要がありますよね。

自分もちょっと前に歯医者さんでロキソニンを処方してもらいましたが、何となく飲むのが嫌だったので痛みは気合で我慢しました。

ロキソニンを以前に飲んだ時があるのですが、胃がおかしくなってしまう感じがしたので、その時以来飲んだことはないです。(まあ大したことはなかったのですけどね。)

ロキソニンが効く理由

ロキソニンはどのような理由で痛みを抑えることができるのでしょうか。

簡単に説明すると、人間が痛みを感じる発痛物質である「プロスタグランジン」を作り出せないように、その前段階の酵素である「コックス」の作用をストップする効果がロキソニンにはあるのですね。

「アラキドン酸」+「コックス」=「プロスタグランジン」

なので「コックス」を機能停止にしてしまえということです。

まあ痛みというのは我慢できないときがありますよね。使わざるを得ないときもあるかもしれません。

痛み止めにロキソニンを使用するのはまだいいのかもしれませんが、風邪をひいたときの解熱にロキソニンが必要なんですかね。これはものすごく疑問に思っています。

風邪の解熱にロキソニンは必要なのか?

風邪をひいて病院に行くと、ロキソニンを処方されることがありますよね。

これ必要?

百害あって一利なしのような気がするのですが、どうなのでしょう。

熱が出るメカニズム

風邪をひくと熱が出ますよね。確かに熱が出るとかなり体がつらいです。それではなぜ熱が出るのでしょうか?

人間の体はうまくできており、体内にウイルスが侵入すると免疫機能が働きウイルスをやっつけようと頑張ります。

具体的には、熱が高くなると白血球の働きが活発になりウイルスをやっつける働きが高まります。また熱が高くなるとウイルスの活動が鈍くなります。

このように熱が高くなることは、ウイルスをやっつけることに有利に働くのですね。

そう考えると、熱を下げる必要なんてどこにもありませんよね。

私の風邪の治し方

私は風邪をひいて熱が出ると、「おー白血球頑張ってるね。がんばれがんばれ」とエールを送ることにしています。

確かに体はつらいですが、気持ちを前向きに持っておけば何とかなるものです。

とにかく食べる

あとはちょっと無理をしてでも、何かを食べます。

結局は自分の免疫力を高めて白血球に頑張ってもらうしか風邪を治す方法はないので、とにかく栄養補給をします。

まあがっつりしたものはさすがにきついので、おかゆ・うどん・うめぼし・卵焼き・バナナ程度のものしか食べることができませんが、やはり食べると回復力が早くなりますし、それほどひどい風邪にならないような気がします。

あと青汁も飲みます。「うえっ」となりますけどね。

風邪をひいたらタンパク質を摂取しろと言いますが、卵以外のタンパク質はなかなかきついですよね。そう考えると卵は優秀な食べ物だと感心します。

汗をかいたら着替える

風邪をひくと汗をかきます。そしたら着替えます。

単純なことですが、これでかなり体調が回復していきます。

汗をかいてそのままにしておくと、また体が冷えて風邪がぶり返してくるんですよね。

「ハァハァ」言いながら着替えることになりますが、面倒くさがらずに着替えると効果があると思います。

すぐ治ると思い込む

これ非常に大事です。病は気からとはよく言ったものです。先人の知恵というのは本当に素晴らしいです。

私も子供のころは結構風邪が長引くタイプだったのですが、

1、とにかく食べて栄養補給

2、汗をかくと着替える

3、すぐ直ると思い込む(白血球を応援)

この3つを実行すると、風邪をひいても長引かないようになったような気がします。

ちなみに風邪薬は一切飲みません。あんなもの本当に効き目があるのでしょうか。

まあ風邪薬は風邪の症状をやわらげるものなので、そもそも風邪を治すものではないですからね。効くはずがありません。

風邪薬の売り上げはすごいらしいですが、これでいいのでしょうかね。

あっ、風邪の引き初めに「葛根湯」は飲みます。これはよく効く感じがします。

まあ実際に効いているのかはわかりませんが、風邪にならずに済むことが多いので、効いていると思い込むことにしておきます。

それにしても子供のころ通ってたかかりつけ医のおじいさんは、「風邪ですね。おかゆ食べて寝ていてください。」というだけでしたが、今考えると名医だったのかもしれません。理にかなっていますからね。

ちょっとロキソニンから話がそれましたが、解熱剤としてロキソニンを飲むのは40度~41度くらいになってからにしようと自分は思っています。

ここまでの高熱になったことはありませんが、41度はさすがにやばい感じがしますので、緊急避難的に使うかもしれません。(使わずに気合で頑張るかもしれません。永眠するかなw)

まあ通常の熱では必要ないのではないでしょうか。

そういえば、ガッツ石松家では風邪は太陽に当たって治すらしいですね。骨折も日光で治すようです。うーん、これはすごいです。

これくらいの気持ち(思い込み)があれば本当に治るような気がします。病は気からですね。(ちょっと違うかな?)